普通の私が、世界でいちばん幸せになること

日々、思ったことや感じたことを書いていきます。

book『考える力』

 

なんか渋い感じかなあって思いながら

手にとったこの本。

 

 

考える力 (だいわ文庫) (だいわ文庫 D 318-1)

考える力 (だいわ文庫) (だいわ文庫 D 318-1)

 

 

茂木さんと羽生さんの対談集です。

おふたりの柔らかい雰囲気と

ハイレベルだけど読みやすい言葉で

書かれています。

 

頭の良い人たちは

こういう状態になったりするんだあ...と

感心することや、

将棋を歴史的に紐解いて

どうして現在の形になったのか、

対局中にはどのような思考になるのかなど、

なかなか普段は知らないようなことが

書いてあるので、面白いです。

 

 

将棋って、考える力は

本当に必要ですよね。

棋士の方たちって本当に、すごい。

 

話題の最年少棋士も、

考える力ってすごいんだろうなあ。

中学生のころなんて、

私は何かを深く考えたり、

ひとつのことに向き合う集中力は

ありませんでした。(今もあまり...)

 

実際に将棋がわかる方からしたら

違った見方なのかもしれませんが、

幼い頃にルールを覚えたレベルの私には

プロの対局って、途方もない時間

ずっと向き合って考えて...

すごい。

研究などもたくさんされているので、

普段からどれだけ将棋のことを考えて

向き合っているのか。

 

本の中でたびたび登場する

コンピュータと人間の比較。

美意識について触れていますが、

将棋がこれほどまでに多くの人を

魅了しているのは、

将棋を指しているのが人間だから、だと思います。

 

コンピュータ同士が指しても

新しい方法や手に感動するかも知れない。

でも、人間が指すと言うことは

それだけではない、

様々な感情が伴って

勝敗だけではない、ミスや

寄り道や意外性や人柄や美意識があって、

そこに感動するのだと思います。

その感動の可能性は無限です。

 

人間の「考える力」には

様々な可能性があって、さらに感情がある。

私たちは自分の、あるいは他人の

「考える力」に無意識に感動しているのだと思います。